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河野教授の研究成果が共著論文として公開されました

河野教授の共著論文が公開されました。

 アディポネクチンは、脂肪細胞で産生され分泌されるサイトカイン(アディポサイトカイン)の一種で、その詳細な生理機能は未だ不明な点は多いとされています。今回、著者の藤田祐之先生(藤田神経内科病院)らとともに、このアディポネクチンの血中濃度が高齢者の大脳白質病変と認知機能とどのような関連があるかを明らかにしました。

 ご高齢な患者様の脳画像をみていると下図のような白質病変を目にすることがあると思います。


MRI画像(FLAIR)


このような大脳白質病変は虚血を反映しているとされていますが、今回の研究では、脂肪組織由来のアディポネクチンに着目して、大脳白質病変の病態機序の解明に迫る内容です。

 ご興味がありましたら、ご一読ください。


タイトル

Increased adiponectin is associated with cerebral white matter lesions in the elderly with cognitive impairment.

雑誌

Metabolic Brain Disease

https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs11011-018-0247-x

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